乳酸菌と聞くとおなかにいいというイメージが一番にあげられます。私は少し前までぬか床にはまってまして色々調べたことがあるのですが、そこから乳酸菌の素晴らしさを色々学びました。
乳酸菌はおなかにいいだけではなく、人が健康であるために必要な菌であることがわかりました。
そんな働き者の乳酸菌の中で今回は免疫力を高める乳酸菌にフィーチャーしたいと思います。
人間の免疫細胞の70%以上が腸に
免疫とは体内に侵入した外敵を見つけ出し、体外へ取り除く仕組みの事。主に病原体・ウイルス・細菌などの異物(アレルギー物質など)
また、再び侵入してきた外敵に対して再度感染したときに防御・排除を早める免疫記憶というものがある。ワクチンや予防接種はこの免疫機能を利用しています。
腸内環境(腸内フローラ)を整えると免疫機能が高まる
人間の免疫細胞の住み家の腸をより住み良い環境に整えることによって外敵への免疫機能が高まると考えました。
私は免疫細胞は体内の兵士に置き換えて考えてみました。食事も少なく戦う武器も貧弱、更に住むのに不便だと兵力も減ってしまいます。
ならば、腸内環境を最高の状態にして、兵士も多く、食事もしっかりとれて強力な武器もある精鋭部隊に育て上げたら外敵から私を守っていただけるのではないかと。
免疫力強化に特化した乳酸菌
乳酸菌の役割が分かったところで、乳酸菌にもいろいろな種類があります。それぞれの乳酸菌の得意分野をメーカーさん発表の言葉を引用して見ていきましょう。
プラズマ乳酸菌
キリンが35年免疫研究で発見した乳酸菌。免疫で日本初の機能性表示食品を取得。
免疫細胞といえばNK細胞が有名だがNK細胞とは免疫社会でいう兵士。プラズマ乳酸菌は将軍などの兵士を統率するいわば司令塔に働きかけ、兵士をより活性化することで免疫力を上げることがに可能になったという。これは世界初の発見でさすが日本企業といったところか。
現状では免疫細胞の司令塔に働きかける乳酸菌はプラズマ乳酸菌を含め数少ない印象があります。

※NK細胞(ナチュラルキラー細胞)
R-1乳酸菌(乳酸菌1073R-1株)
明治が研究で発見した乳酸菌。こちらは免疫細胞のNK細胞を活性化させる乳酸菌
「強さひきだす乳酸菌」でおなじみのR-1乳酸菌。NK細胞を活性化させるインターフェロンガンマの産生を促す作用があることが分かっている、免疫細胞の最前線であるNK細胞の活性化できるということは免疫力強化に特化した乳酸菌と言えるでしょう。
また、インフルエンザウイルスにも効果があるようです。
ただ残念なことにR-1乳酸菌にはサプリメントがありません。飲むタイプと食べるヨーグルトのみでした。
アマゾンで購入
L-92乳酸菌
カルピス社保有の乳酸菌。品名では「アレルケア」で有名。
これまでに、花粉症・通年性アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎の症状緩和作用や、インフルエンザウィルスの感染防御・風邪様症状の緩和作用を確認しています。
IgA抗体の分泌を促すことでNK細胞を活性化し、外敵からの侵入阻止と感染した場合の体内への増殖・拡散阻止という2つの感染防御メカニズムに寄与することが示唆されました。
私も花粉症とアレルギー性鼻炎なので飲んでますが効果はあると思います。
アマゾンで購入
乳酸菌ヘルベ
雪印メグミルク社保有の乳酸菌。業界初! 目や鼻の不快感を緩和する機能性表示食品を取得。
ハウスダストやダニによる不快感を緩和。過剰に生成されていた成分を抑制し、免疫(Th1/Th2比)バランスを改善。花粉アレルギーにも効果ありとのことです。
こちらは免疫強化ではなく免疫の過剰反応のバランスを改善する乳酸菌。
飲むタイプのヨーグルトのみの販売ですが、過剰反応のバランスの改善に着目した数少ない乳酸菌です。機能性表示食品の取得もすばらしいと思います。
アマゾンで購入
ビフィズス菌「BB536」
森永乳業が50年研究しているビフィズス菌、ちなみにビフィズス菌は乳酸菌ではありません。
アレルギーとは、本来は反応する必要のないものにまで反応してしまう症状のことです。ビフィズス菌には免疫のバランスを調整する機能があり、それにより免疫の暴走が抑えられ、アレルギーが緩和されるのだと考えられます。乳酸菌ヘルベと同じバランス改善タイプですね。
腸内に住む善玉菌のほとんどがビフィズス菌。なんとその比率は99.9%だという。ただし、年齢とともに減少していくということ。
BB536はこれまで累計30か国以上で健康食品や育児用食品として使用された実績があります。
乳酸菌摂取のタイミング
空腹時は胃酸の分泌量が多く、菌が酸によって死んでしまうとのことです。酸に強い菌もいるみたいだけど習慣づける目的を含め、食後すぐが望ましいようです。
また、ビフィズス菌や乳酸菌の餌になる食物繊維(乳酸菌の餌)やオリゴ糖(ビフィズス菌の餌)を一緒に摂取するとより効果が高いようです。こちら安いですし、ぜひ一緒に取りましょう。
善玉菌・悪玉菌・日和見菌の関係
簡単に説明すると善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌など、人にとっていいことをしてくれている菌です。
悪玉菌は善玉菌と逆に人に悪影響を及ぼす菌です。肉メインの食生活で悪玉菌が増えると言われています。
日和見菌は善玉菌と悪玉菌の関係が優勢な方に味方すると言われています。
ベストな比率は善玉菌を2割以上維持し、悪玉菌を一割以下、残りを日和見菌が良いとされます。
脳と腸と腸内細菌の密接な関係
私が前に書いた自律神経を整えストレス耐性を付けるにも書きましたが、自律神経は過度のストレスや不安感、生活習慣の乱れなどで交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。
脳と腸は密接な関係があり、伝達信号が直結しているみたいです。
ストレスや不安を感じると腸へも悪影響を及ぼし、また、腸の不調も脳に伝達され悪循環が起こってしまいます。
ではこの悪循環を改善するにはというと脳へのアプローチ(ストレス耐性)と腸へのアプローチ(腸内環境の改善)が最も最善ではないかなと考えました。
研究者の方々も腸内フローラの改善で心身の不調の改善に役立てようという研究が行われているようです。
どの乳酸菌が自分に合っているのかは手探り
たとえば私の場合は過度のアレルギー体質です。アレルギーとは免疫の過剰反応とか誤作動とか言われています。なのでNK細胞の強化をただしてしまうと免疫が強化されさらにアレルギー反応が強くなってしまうのかな?ただ、やはり免疫力は必要だと思う。どれが自分に合っているのかはその人の体質で違ってくると思うし、たとえば組み合わせでより改善される可能性もあると思います。
色々試して自分の腸にベストな菌を育て、最高の腸に育て上げましょう。
最後に乳酸菌は摂取しても数日で排便されてしまいます。毎日の習慣が大切ですね。

コメント