鼻中隔彎曲症・慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術を受けての感想
鼻中隔彎曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)による、鼻中隔矯正術
K347-3内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型
鼻中隔彎曲症とは
左右の鼻の壁になっている骨、軟骨が成長の過程や怪我などで曲がってしまっている。通気のいい方はいいが、通気の悪い方が詰まる、詰まった結果通気のいい方だけに負担がかかり結果両方詰まる。
これを両側均等にするために、狭まっている方の骨、軟骨を切除する手術です。年齢制限があるので注意が必要。自覚症状はよくわかりませんでした。
ネットでも鼻づまりやいびき、副鼻腔炎の原因にもなると書いてありましたが、CT撮って説明されて初めて分かった感じです。そもそもこんな病気初めて聞きました(笑)
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術
K340-4内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅱ型
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)とは
黄色、もしくは緑色っぽい鼻水。鼻が詰まる。頭痛など。
副鼻腔という鼻の奥の空洞に膿がたまってしまうこと。
原因としては上記にあげた鼻中隔彎曲症やウイルス性の風、アレルギーなどがあげられる。
副鼻腔内の慢性的炎症などで腫れた病的な粘膜を除去し、溜まった膿を吸引し上顎洞(じょうがくどう)という鼻腔の壁を取っ払って吸排気をよくする。料金所がETCになったようなイメージでしょうか。
鼻ポリープ(鼻茸)切除2個
大きいの両鼻一個ずつ切除。これだけでも通気がよくなりそうな気がします。
※Kから始まる数字は区分番号です。保険屋さんにお話しするとき話が早くなります。
副鼻腔炎(蓄膿症)・鼻中隔彎曲症の症状
鼻呼吸がしづらくなった
鼻呼吸が出来ないと言うことは日々の私生活に悪影響を及ぼします。脳に酸素が届きにくくなり頭痛がしたり、口呼吸がメインだと口が渇いたり、寝て起きた時の口の渇きがひどかったです。また、口呼吸だと菌やウイルスなどをフィルター無しで吸い込むことになる。(鼻呼吸は「空気清浄器」「加湿器」「エアコン」を担ってるらしいです)。コロナ禍ですしね。
なんだか目の奥の方が重だるい
これはなった人にしかわからないと思います。頭痛というか目の奥という言い方も正しいかというとどうかなって思うんですが、鼻のすぐ両側が痛いような、重だるい感じ。副鼻腔炎(蓄膿症)の人は「うんうんわかるわ~」って思ってもらえるかと思います。酷い時は微熱もありました。
後鼻漏
これが結構辛かったです。風邪などの痰ではなくヌルっとしたものが喉に流れ張り付くイメージで痰が絡む。私の場合は声帯にも影響があり、声が枯れてる感じがした。
黄色い鼻水とまではいかなかったが、突如として鼻をかみたくなって鼻をかんでみたらゴマくらいの黄色い物質がたくさん混ざっていた。喉に粘っこいものが常にいたので咳まで出る時があった。
鼻が常に詰まってるので私生活でのストレスが大きかった
QOL(quality of life)クオリティ・オブ・ライフ。「生活の質」の改善。人は日々色々なストレスと戦っています。仕事や人間関係は有名ですが、痛みもストレス、かゆみもストレスですし、音や日差しなんかもストレスなんです。
大小さまざまなストレス、解消しないとストレスは蓄積され心に大きなダメージとなってしまいます。では毎日自然と繰り返される「呼吸」に支障が出ている場合のストレスはと考えると結構大きいと思うんです。
更に上記に書いた不快な症状、これらを踏まえると手術に踏み切っていいのかなって考えが生まれました。
コロナ禍で鼻の穴に綿が入っててもマスクで隠せる
これは決断後に気付いたので後付けになりますが、術後鼻が腫れようが、鼻の穴に綿が入ってようがマスクで隠せます。これって長い期間綿を鼻に詰めてる状態になるので大きくないですか?
副鼻腔炎(蓄膿症)手術の病院選びについて
副鼻腔炎ということは花粉症やアレルギー性鼻炎であることが多いです。
私も両方そうなんですが、近くの町医者で鼻を見てもらいネブライザーと薬を処方してもらってます。
ただ、手術となると話は変わってきますよね。より腕のいい名医がいる病院を人に聞いたり、ネットで検索して決めた方がいいと思います。そこで精密な検査をして、手術が必要か否かを判断してもらいましょう。手術不要なら普段行く近くの病院のが楽ですしね。
私の選び方は実績のある病院で車、もしくは公共交通機関を利用し30分以内に行ける病院にしました。
術後何か問題があった場合ものすごく遠いと困りますし、数か月は通院しなければいけないからです。
また、日帰り手術ではなく、入院前提の病院にしました、術後その日に帰らされるのが不安で。なんせ目や脳の側の手術なので術後のケアも手厚い方がいいと思いました。
手術前精密検査と検査費用
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- 初診料
- 医科外来等感染症対策加算
- 手術が必要か否かのCT撮影(オペ用)
- 手術が必要だったので血液検査。3割負担で合計14000円くらいでした。
- 手術前々日PCR検査、胸のCT
今どきの費用ですね。
PCR検査自己負担、CT撮影3割負担で合計20000円くらいでした。
不安でいっぱい、人生初の手術当日
事前に準備したもの・・・
健康保険限度額適用認定書
簡単に言うと医療費が高額になる場合の全国健康保険協会の救済。医療費が安くなります。
くわしくはhttps://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3020/r151/
後からでも申請できますが、事前に認定書を請求しておくと病院に保険証と一緒に提出することにより、その場で安くなります。申請に1週間くらいかかったかもしれません。早めに申請し、有効期限を最長にしてください。後々再手術が必要になったとききっと役立ちます。
病院からの書類各種
特に迷う記入場所はありませんでした。
着替え
入院予定が伸びる可能性があるので、大目に持っていくといいでしょう。
ボックスティッシュ2個くらい
とにかく鼻血が流れる、大目がお勧めです。
捨ててもいいタオル
枕を鼻血で毎日のように汚してしまうも申し訳なかったので持っていきました。
マスク多め
コロナ禍中で常に着けているものですが、鼻血ですぐ汚れます。入院1日に5、6枚くらい使ったかも。
鼻のワイヤー部分が柔らかいものがお勧めです。あそこが強靭なマスクだと術後の鼻に悪影響があります。私も看護師さんに指摘され後から柔らかいワイヤーのマスクを家族に持ってきてもらいました。面会謝絶の中申し訳ないことをしたのでこれは大事だと思います。
冷えピタシート、はさみ
鼻が痛いですが湿布だと粘着力が強すぎるんですよね。剥がすとき悪影響になります。冷えピタは四方の粘着力の強い白い部分ははさみで切って使いました。医者に使ていいか聞かなかったんですがかなりお勧めです。
歯ブラシ、ウェットボディータオル、ウェットタオルシャンプー
これは必要です。お風呂禁止なので(笑)
ただし、部屋に悪臭が漂っても鼻に詰め物がしてあるので自分は臭いません。
看護師さんや、医師が来てくれたときどうでしょう。看護師さんの話では入院中4日間で一度も着替えなかった強者もいたらしいです。まあ、マナーの問題ですかね。
因みに現在コロナ禍で面会謝絶ですので人と会う時間は少ないです。
筆記用具、認印
ネット上に書いてあったのですが必要ありませんでした。大きな荷物でもないので一応持っていくといいと思います。病院によっては必要なのかもしれませんし。
袋
着替え終わった服を入りれる、血の付いたタオルを入れる。着替えは大きめのごみ袋。タオルはコンビニ袋のやや大きめで対応できました。
時間つぶしに
痛くて動きたくない時間が多かった。ただ暇です。延長コード、スマホ充電器、パソコン、イヤホン、スマホのホルダーを持ち込めばいいと思います。また、有料動画配信サービスの無料期間を利用すると映画やドラマ、アニメをみてればかなり暇つぶしになりますし、お勧めです。
のど飴
基本鼻は全閉で口呼吸のみの生活になります。のど飴あると重宝しますよ!退院後も良く舐めてました。
手術と手術当日の感想
昼くらいの手術で6時以降は飲み食い禁止、入院部屋まで行って必要書類を提出し、内容を説明してもらいました。
手術内容
:鼻中隔矯正術
:内視鏡下鼻・副鼻腔手術
:鼻ポリープ両側切除
局部麻酔で両鼻で2時間程度でした。よくネットにそれほど痛くない、日帰りで出来るって書いてあったのですが、、、クソ痛いです
特に上あごに二本の麻酔注射はやばかった。感じ的には親不知を抜くときの3倍くらい痛い。
耐えられない痛みではないですがやはり手術は手術。痛かったです。
これでこの後麻酔が切れてって考えるとやはり入院前提の病院でよかったなって今でも思ってます。術後は軟骨と骨を切除などしているので止血の意味も含めてこれでもかっ!!ってくらいタンポンを鼻に詰められました。これがまたしんどい。
術後の変化について
顔全体のむくみ
全閉の鼻からは鼻血は出てくるし、涙は止まらない。顔全体が腫れてなんと喉ちんこすら腫れていて風邪を引いた時みたいに飲み込むのに痛みが出た。術後の発熱はその日に37.9度まで上がった。後は強烈な頭痛。点滴や薬で調節してくれてるみたいですが当日は辛くてなにもする気にならずスマホで心休まる音楽を聴いていました。症状についてひとつずつ確認したので紐解いていきましょう。
鼻血
説明不要かと
涙が止まらない
塞いでいるので行き場が目からしか出られない。普通の現象。
顔の腫れ
手術は大怪我と同じなので腫れるのは普通であり投薬で落ち着きます。
喉ちんこの腫れの飲み込み時の痛みも翌日にはなくなっていた。
頭痛
顔全体が腫れてるので普通の現象、後は鼻で呼吸できていない分酸欠気味とのこと。
発熱
吸収熱というらしい、アニメ「はたらく細胞」で聞いたことのあるサイトカインとかいうやつで身体の正常な免疫反応みたです。
ホント初日はきつかったです。手術の内容にもよると思うし個々の痛みの感じ方も違うと思うんですけど慢性副鼻腔炎の手術は意外と痛いという結論です。
手術2日目
相変わらず顔の腫れ、涙、頭痛、発熱は変わらず。
手術3日目
血液検査入りました。
どうやら想定より吸収熱の発熱期間が長くなったので感染症の疑いありと判断したんでしょう。ただ、血液からは感染症の疑いなしでした。やっぱ入院は心強いです。一応点滴の延長ということになりました。
手術4日目
やっと鼻の中のタンポンを抜き始めました。抜いた後は結構顔面も楽になり、熱も少し下がり始めました。この日やっと心も体も余裕が生まれ、東京リベンジャーズを観始められるくらいになりました。
手術5日目
午前中に治療してもらってタンポンも少し抜き、帰宅問題なしの判断が下り、退院しました。
副鼻腔炎・鼻中隔彎曲症の入院費用・手術費用
5日入院(点数)4000点
投薬合計(点数)280点
注射(点数)770点
処置費用(点数)770点
手術(点数)31700点
その他食事などの自費10000円くらい
合計92000円くらいでした。上に書いた健康保険限度額適用認定書が30000円位安くしてくれてます。
手術前の検査で上記24000円かかってるので
118000円が今回の手術費用。目安としてご判断ください。これに通院数か月することになるので交通費、診察費などで130000円くらいで完治かなと思います。
入っていた医療保険が55000円の支払いがありました。安い保険だったのに足しになってよかったです。
鼻の詰め物(タンポンや綿球、スポンジ等)は手術日から数えて2週間で取れました。
いくらコロナ禍中でマスクしている時間が長いとはいえみられるのは恥ずかしいですから。
まとめ
鼻中隔彎曲症・慢性副鼻腔炎の手術は意外と痛いです。今回はレーザー治療ではなく根本完治手術でした。用意するものも結構あるし、費用も参考にしていただけたらと思います。
また、食欲もなかったのでヨーグルトがすごく助かりました。
ヨーグルトについても記事がありますのでよかったら読んでさい。
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